ホテルチェーンのハイアットは、パーパスドリブン企業の代表例であり、パーパス・ビジョン・ミッション・バリューズが、明確に表明されているので、それぞれを説明する好事例としてよくSMOセミナーでも紹介させていただいています。(画像)

そのハイアットの決算レポートが発表されたことにつき、CEOのMark Hoplamazian氏が、11/4のインタビューで、冒頭からパーパスの重要さを語っていましたので、その内容をご紹介します。

ハイアットの2020年第3四半期の決算発表会にお越しくださりありがとうございます。今日はまず、世界中のハイアットファミリーの一人一人に感謝の意を表したいと思います。皆さんもご存じのように、今は非常に困難な時期であり、誰もが想像していた以上に長く続くと予想されています。私は毎日、同僚たちに刺激を受け続けています。彼らが私たちのパーパスを体現し、機会を最大活用すべく創意工夫して取り組んでいる姿には目を見張るものがあります。

Caring for people so they can be their best (私たちは思いやりの心で、相手の「最高」を導き出します) という私たちのパーパスは、なぜ私たちが存在するのかを定義するものであり、組織としての私たちの基本であり、私たちと関わるお客様、ホテルオーナー、旅行会社や仲介業者などとのやり取りの中で、欠かせないものとなっています

世界中のハイアットチームが、卓越性、創造性、敏捷性をもってスキルを実践しながらビジネスを再構築していくさまは見事であり、非常に効果的でした。そして、安全で充実したゲスト体験をお届けすることに成功し、結果として、需要の少ないこの環境の中で営業成績を最大化することができました。このような困難な時代ですが、私たちハイアットは世界中で優秀な人材を有しているというブランドの強みを土台にして、今後も業界をリードしながら回復し、成長と収益拡大を担って参ります。

 


 

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