組織にとって、理念やパーパスは、核心としての存在であるからこそ、普遍的なものと思われています。それゆえに、今までずっと使ってきていた理念をなかなか変えにくい、変えるわけにはいかない、という企業もあるようです。

とは言え、時代は、変化します。従業員もどんどん世代交代しますし、顧客の求めるものも時代の流れによって変わってきます。

パーパスは、強み・情熱・社会からのニーズの3要素が、重なり合ったところから策定しています。この中の、ニーズの部分が変化するということは、強みと情熱が合わさるところにもブレが生じます。そうなったときはパーパスを策定し直さなければなりません。

つまり、パーパスは変えてはいけないものではないのです。むしろ、時代に合わせてアップデートされるべきものと言えるでしょう。