英語版のHarvard Business Reviewのサイトでも、新型コロナウィルスに関する記事については、本来は有料のコンテンツが全て無料で提供されています。

その中の
A Time to Lead with Purpose and Humanityと題された記事で、経済悪化が見込まれる今後、企業トップとして取るべき姿勢を、パーパスの視点から説明していました。
前回4/1投稿のコラムとも大きく内容が関係する部分がありますので概要をご紹介します。


アメリカの大手家電小売店BestBuyの現 Executive Chairman(元CEO)によるコラム。新型コロナの先に見込まれる不況においても、企業は、長期的視点に立ち、従業員を解雇せず、これまで以上に大事にしなければならない。危機的状況に対する従業員へのサポート体制(従業員へのバックアップチャイルドケアや、メンタルサポートなど)を充実させることなどが具体例として挙げられる。また、困っている顧客を助ける(開店から1時間を高齢者など必要な人への専用ショッピング時間として設けているTargetWholeFoodsなど)、中小規模のサプライヤーに対しての支援(Amazonによるシアトル中小企業支援ファンド)、コミュニティ支援(Johnson&Johnsonの医療品寄付Zoomによる教育機関への無料アクセス提供LVMHのハンドサニタイザー製造&提供)などを推進する。こうした政策は、「全てのステークホルダーを重視する」という、ビジネスラウンドテーブルの新たなパーパスに沿ったものとなる。
そして、リーダーはトップに立つ者として、周りをヘルプしながらも、瞑想や自問することで自分をケアし、今こそベストパフォーマンスができる状態でいるべきである。


原文は英語になりますが、詳細はこちらでお読みいただけます