アメリカのInc.Magazineの記事「How Does Your Brand Purpose Stand Up?」で、組織運営がパーパスドリブン型組織の代表とされている企業であっても、世間からは必ずしもパーパス主導と認識されていないケースが多く存在する、という内容が書かれていました。

204のブランドを対象に、消費者向けに意識調査をしたところ、「パーパスドリブンである」と世間に認識されているのはわずか3%の7つのブランドのみで、3分の2近く(64%)が、世間からはパーパス意識が低いとみなされていました。

「パーパスドリブンである」と世間から認識されている高スコアの7ブランドは、以下の通りです。

  • Seventh Generation
  • Toms Shoes
  • Method
  • REI
  • Wegmans
  • Stonyfield Farm
  • USAA

一方で、64%の低スコアのブランドには、CVSPaneraAirbnbNikeStarbucksなど、代表的パーパスドリブン組織とされているブランドも含まれていました。

つまり、社内ではパーパスがしっかりと作用しながらも、社外へのアピールが足りないケースと思われます。高スコアのブランドを見ながら、社会・消費者に対するパーパスドリブン意識のアピールについて見てみましょう。

ブランド事例へ続く

 


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