未来を想像し、把握することは、ビジネスでも様々な意思決定の鍵になる ー こうした考えから、トレンド予測や未来洞察を行うことは、私たちの重要な事業内容のひとつです。そのため、半年ごとに世界各地のファッションウィークで開催されるコレクション情報は毎回くまなくチェックし、様々な提案に取り入れています。先週はパリコレ、その前はミラノでファッションウィークが開催され、2021年春夏のコレクションが発表されました。
今年は、例年とはガラリと様を変え、コレクションの多くはオンラインでの開催となり、また不参加を表明したブランドも少なくありません。
先日はパリコレクションからヨウジヤマモトのショーのレポートをお届けしました。今回はミラノコレクションより、気になったブランドをご紹介します。

 


 

ミラノコレクションでひときわ印象に残ったのが、デザイナーのジェレミー・スコット率いるモスキーノの、動画によるコレクション発表。「パペット・ショー」つまり、操り人形のモデルを中心に、ファッションショーの会場全体を、小さな舞台の中に巧妙に創り上げました。観客席まで実在のファッションピープルを忠実に再現するという精度の良さ。

このショーのテーマは、「世界が一瞬のうちに反転したコロナ禍の世界」。
古い形式が壊れて、人間の内面、あるいはものや組織の内部構造が、むき出しになってきたさまを、クラシックスタイルの会場セッティングの中で、普段は隠しているジッパーやインナー構造をあえて見せるようなドレスをまとったマリオネットのモデル達が歩いていくという、独特の世界観で表しました。

こちらのショーの動画は、公式サイトでご覧頂けます。

 


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