現在読んでいる本についてご紹介します。『Measure What Matters – 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR 【原題:Measure What Matters】』

この本では、Googleや、U2のボノ、ビル・ゲイツのビル&メリンダ・ゲイツ財団などがOKRsを用いて世界に与えた影響について書かれ、大きな目標を掲げる上で役に立つ、ある質問について書かれていました。

ジム・コリンズ氏がチームで打ち出した、“困難かつ大胆で大きな目標についての概念“、つまり彼らのいう”BHAG”について、著者のジョン・ドーア氏はこう説明しています。

BHAGは大きい山に登るような、巨大で困難な目標である。それは明確かつ説得力があり、すぐにでも“理解できる”ものだ。BHAGは尽力の求心点として機能し、チーム個々に活力を与え、さらに最終目標に向かって取り組むチームスピリットを作りあげる。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団に関してのチャプターではまず、この財団が、誰もが健康的で生産的な生活を送ることができ、それは人々の使命であること、そしてそれを人々に気づかせなければならないというところから始まった、と書かれています。

財団のトップ陣は、国際的保健活動に人生を捧げた多くの素晴らしい人々に協力を求め、「段階的発展については無視するとして、もしリソースが限りなくあるとしたら、あなたなら何をしますか?」と問いかけた。

野心的な目標を掲げるのにあたって、なんと素晴らしい質問なのでしょうか。

 

最後に自分にもあなたにも聞いてみたい。

もしリソースが限りなくあるとしたら、あなたなら何をしますか?