たまにゆっくりできる年末年始、読書はいかがですか?

SMOの在米コンサルタント Justin Leeによる、年末年始おすすめパーパス関連ブック(洋書)をピックアップしました。


 

My Life in Full: Work, Family and Our Future
Indra Nooyi著

ペプシコ前CEOのインドラ・ヌーイによる回想録で、彼女がペプシコのCEOになるまでの道のりが語られています。彼女の家族や、私たちの未来をより良くするための活動の両方が率直に描かれているだけでなく、ペプシコが次のステージに進むための重要な取り組みである「Performance with Purpose」についても詳細に語られています。


Deep Purpose: The Heart and Soul of High-Performance Companies
Sanjay Gulati著

ハーバード・ビジネス・スクールの教授である著者が、同業他社よりもパーパスを完全に採用している企業についての研究から得た知見を語っています。 パーパスを単なる道具と考えず、パーパスが企業にとって「ライフスタイル」であるかのように、パーパスを軸に組織を方向付けるリーダー、「ディープパーパスリーダー」という考え方を紹介しています。 レゴのような象徴的な企業から、 Etsyのような最近のスタートアップまで、さまざまな事例を通じて、表面的にパーパスを追求するリーダーと、ディープパーパスリーダーとの明確な対比を描いており、ディープパーパスリーダーになるための原則と考え方を学ぶことができます。


Beyond Happiness: How Authentic Leaders Prioritize Purpose and People for Growth and Impact
Jenn Lim著

アマゾンが買収した靴のECサイト・ザッポスからスピンオフした企業文化コンサルティング会社Delivering Happinessの CEO ジェン・リム が、不確実な時代に適応可能な組織を構築するためのフレームワークを紹介する、ウォールストリートジャーナルのベストセラー書。ザッポスの故 CEO の信念「真のリーダーは、”tallest plant “になろうとするのではなく、他の人々が成長するための温室を作っている」から案を得て、組織を温室に見立てるよう勧めます。スターバックスやトヨタなどの事例を紹介しながら、リーダーが持続可能な温室を構築する方法を、Me、We、そしてコミュニティの 3 つの視点から示しています。