一昨日(2022.2.13)の日本経済新聞に
 「パーパス経営を考える」
をテーマに、経営学者 野中郁次郎一橋大名誉教授と、
ESGを経営の根幹に据える花王の沢田道隆会長の対談が掲載されています。
先行きの不確かな時代に組織の一体感を保ちながら顧客や株主にも
自社の存在意義を明確にする「パーパス」の必要性がここでも
注目されています。
花王は一言で言うと『生活者に寄り添う』ということをなりわいにして
きました。ベースは生活者の本質を理解するということです。本質を理解するためにはリベラルアーツ的な基礎研究を深めていく必要がある。もちろん流行をけん引する商品が大事なときもあります。ただ目立たなくても良いから、必ず横に置いてくれる商品を提案できる企業になりたいと。この思いは昔からある。時代にあわせ形を変えならがも、ぶれずにやってきました。これが花王の企業理念の根幹です。(花王 沢田道隆会長)