SMOのパーパスは

 Create great brands for the generations to come.  

 本物を未来に伝えていく。

これを実現するためには、次世代を担う若者たちがパーパスの概念を理解し、本物を継承していけることも大事だと思っています。これまでも積極的に学生インターンを採用したりして、そうした次世代育成の取り組みを行なっておりますが、この度、「本物を次世代に伝える」ための、パーパスフルな学生たちの応援プロジェクトを立ち上げました。

その第一弾として始動した、「東京大学フィールドホッケー部パーパス策定プロジェクト」。

 きっかけは、弊社で寄稿したパーパスに関するコラムを読んだ東大ホッケー部の幹部3年生からの、「部のパーパスを策定したいので、方法を指導してほしい」という相談。ウェブサイトの問い合わせフォームからこちらのご相談をいただき、お話を伺ったところ、コロナ禍で新歓もままならず、部員も減少傾向にあり、また現部員の目指すところも統一しておらず、部としての在り方を模索していたところ、パーパスに関する弊社の記事を読んで、部にもパーパスが必要だと確信した、とのこと。

通常、企業クライアントに向けては、一緒にワークショップなどを10回前後に渡り開催しつつパーパスを策定するのですが、今回は学生さん主導で出来るだけ進めていただくべく、やり方指導及び、セルフワークパッケージの無償提供を行い、工程の8割ほどは、部内で行なっていただきました。そして、最終的にパーパスを導き出すワークショップは、SMOがファシリテーターとなり、先日3月末に開催いたしました。

この日は時間制限もあり、チームごとに分かれてそれぞれ出したパーパス案を発表するところで終わりました。3つ出揃ったパーパス案は、部の方で今後さらに絞って、来月に控えた新入生歓迎の時期までの完成を目指して、最終調整に入るとのことです。さて、どんなパーパスが出来上がるのか、さらには、策定したパーパスを元にいかにそれを浸透させ、活動をしていけるのか。東大フィールドホッケー部の今後に、注目です。

(注:写真掲載は、部と学生の承諾を得ております)

なおこちらの記事は、宣伝会議社の「アドタイ」でも掲載されています。

アドタイ連載「最近よく聞く「パーパス」って何ですか?Vol.5 東大フィールドホッケー部のパーパス策定プロジェクト

 


 

    後編へ続く