シリーズからの続き)パーパスドリブン型組織の代表とされるスターバックスやAirbnbでさえも、アメリカの消費者からはそうは見られておらず、一方で消費者からパーパスドリブンなブランドとしてランクインしたのはこれらのブランドでした。パーパスを組織外まで、つまり社会や消費者まで浸透させるヒントについて、数回に渡りブランド事例をご紹介します。


 

カラフルで綺麗なボトルのソープ&洗剤シリーズ、Method。

日本でもドラッグストアで取り扱いのあるところもあり、知っている人は多いのではないでしょうか。

 

公式サイトによると、 Methodの理念は「ミッション」として、以下のようにトップページに明記されています。

世界を、もっとキレイに、もっとカラフルにしたい。

それが、メソッドのミッションです。

その上で、「パーパス」は別の立ち位置として表わされています。それは、企業としてビジネスを行っていく上での”目的”として、以下のように述べられています

Purpose: 社会と環境の問題を解決するために〜

ビジネスの成長と共に、人々と地球に

より多くの恩恵をもたらしていけることを目指しています。

世界を「キレイに」「カラフルに」するために、そこでなされるビジネスは、人と地球に恩恵をもたらすものでないとならない。そんな想いを持って生み出される数々のプロダクトは、カラフルで単に見ていてキレイというだけでなく、地球や環境に配慮され、成分にこだわり、動物実験も行わずにペットにも優しいものになっています。

SMOでも、もう何年も前になりますが、アメリカで流行し日本に進出してくるくらいのタイミングで、弊社パーパス・コンサルタントのJustinの奥様に、お掃除を楽しくさせたブランドとして、パーパス事例として紹介していました。以来、SMOのハンドソープはパーパスのあるMethodブランドを愛用しています。

続く

  SMOは、パーパスドリブンな変革を支援するコンサルティングファームです。私たちは、パーパスを策定するだけでなく、それを浸透させることに力を注ぎます。
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